尿検査と細菌

 
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詳しく調べてみました!

尿路は尿道口から体外と交通していますが、通常ならば多少の細菌が進入しても新たな尿で洗い流されてしまいます。
したがって、通常、外部から侵入した菌が繁殖することはなく、私たちの尿と尿路は、通常、無菌の状態に保たれています。

しかし、免疫力が低下していたり、大量の微生物が進入したり、洗い流す尿が不足していたりすると、尿路に感染することもあります。
このように、尿路への感染があり、さまざまな症状が出現することを尿路感染症といいます。

尿路感染症は、尿検査で調べることができます。
尿検査では、細菌の種類が判別でき、尿路感染症などの治療に有効となります。
基準値は、総細菌数105コ/ml以下になっていますが、尿中に細菌が多数存在する場合、膀胱炎・腎盂腎炎・腎炎といった病気が疑われます。

尿感染に多くみられる細菌には、大腸菌・溶血性レンサ球菌・ブドウ球菌・サルモネラ・カンジタなどがあります。
カビの仲間の真菌は、尿路感染症であるカンジダ症の原因になります。
トリコモナス原虫は尿道炎・前立腺炎・膣炎の原因となります。

尿検査で細菌が存在した場合、細菌の増殖によって引き起こされる腎盂腎炎、膀胱炎などが疑われます。
また、尿検査で尿中の白血球や細菌が認められ、また尿路感染症の既往歴があれば、慢性腎盂炎を疑われます。

まずは、尿路の異常や尿通過障害を調べるため超音波、静脈性腎盂造影、膀胱造影、CTなどの検査を行うことになります。
また、血液検査では腎機能障害の程度の確認も行います。

腎盂炎は急性段階であれば、比較的簡単に治療することができる病気です。
しかし、不摂生をしたりして放置していると何十年にも及ぶ慢性状態に陥る可能性もあります。


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