尿検査とビリルビン

 
i-mobile
詳しく調べてみました!

尿検査において検出されるビリルビンとは、赤血球が肝臓で分解されるときに作られる胆汁色素のことです。
通常は、肝臓から胆汁に排泄されるので、尿に出てくることはありません。
しかし、肝臓や胆道の病気になると、赤血球のヘモグロビンが破壊されてビリルビンが血液中に増え、尿中に排出されます。
ビリルビンを含む尿は、排尿後に黄色く泡立つ傾向があります。

尿から排泄されるため、尿検査で陰性か陽性かの測定をすることができます。
尿検査のやり方としては、尿に触れた試薬や試験紙の変色具合で判定されます。
基準値は陰性です。
異常値が出たら、さらに定量検査で検出量を詳しく調べていきます。
また、肝機能検査や胆道シンチグラフィー、胆のう胆管造影などのさらに詳しい検査が行われます。

考えられる原因や病気としては、急性肝炎や肝硬変、アルコール性肝炎などの肝臓の病気があります。
特に、急性肝炎は、黄疸が出る前から尿ビリルビンは陽性を示します。
また、肝機能が回復してくると、黄疸が残っていても陰性になります。
そのため尿ビリルビンは、急性肝炎の早期発見と経過観察をするのに、とても重要な鍵となります。

また、胆汁がうまく排泄されない状態でも、ビリルビンが尿中に多量に排泄されます。
したがって、胆道閉塞などの胆道の病気が原因となっている可能性も考えられます。

ビリルビンが何らかの原因で血液中に増加し、その結果、全身の皮膚や粘膜に過剰に沈着した状態を黄疸といいます。
皮膚をみて黄疸かどうか判定することは、日本人のような黄色人種では難しいので、通常は眼球の白い部分を見て診断します。

「溶血によるもの」「肝細胞の障害によるもの」「胆汁の流れの障害によるもの」といったタイプがあります。
黄疸が診断されたら、原因を早急に調べ、内科的な治療や外科的な手術が必要かどうか、判断する必要があります。


i-mobile

尿検査の結果は?
プライバシーポリシー